アジアの片隅の小さな窓から

香港の日常・お出掛け・・・ときどき日本

香港にもある、ぼっち席

香港人は、大勢で行動するのが好きだ。

一族郎党に加え親しい友人も参加の食事や、これまた大人数での旅行等、「一斉一斉!」と (一緒に一緒に!)の習慣が根付いている。

が、先日、こんなボッチ席だらけのレストラン(と、言っていいのかな?)を見つけた。

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もう廻りを気にせずに、どうぞお一人で!と言わんがばかりの座席配置だわ!

学生が勉強するような場所かと思ったけど、サラリーマンらしき方も、PC持ち込みで仕事をしていた。集中できるボッチ席とはいえ、ちと窮屈な席では?

 

でも何だか、ちょっと場末感(?)があって荒廃した感じで、香港旅行ではあんまり入りたくない感じのお店よね。

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さてここがどこかと言うと、みんなが良く知っているあの店!

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マクドナルドなのよ!

何故か尖沙咀と左敦の間のネイザンロード沿いにあるマックの2階は、こんな座席。

香港の他のマックでは見た事無いので(まあ、あまりマックに行かないので、他にもあるのかも?だけど)ここはちょっと特殊な感じ。

ここは香港ボッチ族(?)の憩いの場なのだろうか?(笑)

 

 

 

JW マリオット香港 JW Café のランチビュッフェ

旧正月がそろそろ明けようという頃、JWマリオットのランチビュフェに行って来た。

JWマリオットホテルは、ご存知の通り金鐘のパシフィックプレイスという高級ショッピングモールと繋がっているんだけど、久し振りだったので、迷ってしまったわ!

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私達が入った時はランチオープンすぐだったので空いていたけど、たぶんほとんどが予約席。その後続々とお客が来て大混雑だった。

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お客さんのほとんどが団体客、しかも香港人で、家族や友人というにはちょっと遠慮がありそうな感じ・・・平日のランチという事もあり、たぶん皆さん会社の同僚ね。

香港は年末に團年飯というお食事で家族や親戚が集まり、新年は開年飯というお食事でまた集う。

丁度旧正月で休んでいたスタッフも出社し通常業務に戻る頃、会社版の「開年飯」という事のようですね。

香港版のお年玉「利是」をあげたり貰ったり、楽しくワクワクなそんなお食事です。

香港は上司から部下へ、既婚者から未婚者へ「利是」を配るので、旧正月は「利是」が手裏剣のように飛び交っています。

因みに会社から支給される「利是」は、「開工利是」といいます。

 

さあ、食べましょう!

やはり最初は、海鮮よね!

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ヌードルもあるんだけど、今回はパス(笑) これは朝食でいいかな?

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 まずは、こんな感じでスタート! 大好きな蝦とサーモンは欠かせないわ。

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 同行者の盛りも素敵♪f:id:JURIN:20190224023756j:plain

 

勿論暖かいお料理も食べましたよ。

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ガーリック蝦が出ていると知り、急ぎ取りに行くも大人気のようで品切れ・・・残念

またできるよと言われ、再度行ったけどまた空っぽ・・・再度がっくり!

が、三度目は御覧の通りの出来立てが迎えてくれて、嬉しい♪

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無事ゲットして満足なお皿。

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チーズもひっそり(?)とあったわ。

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そして最後は、デザートね! 来た時撮った写真はこれだけど、あっという間に残骸(?)になる人気。何しろ団体様で大混雑でしたから(笑)

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お皿に取り、さあ食べましょう! と、ごちゃごちゃに乗っけた私と違い

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同行者の盛り付けは、見た目も綺麗!

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美味しく楽しいランチビュフェを堪能し、ご馳走さまでした!

帰りにパシフィックプレイスを歩いていると、高級ブティックの店先に不似合いな中国レタスがぶら下がっていた。ああ今日は獅子舞が来るのね (これを獅子がパクッと食べる)・・・と旧正月のムード満載の1日だった。

 

暖かい香港で、のんびりランチ

今年の香港の冬は、とても暖かい。

香港なんだから、そりゃ暖かいでしょ?と思っている方々も多いと思うけど、実は例年香港の冬は激寒なんですのよ!

暖房設備が浸透していない香港では、外より家の中やオフィスの寒さが堪えるのよ。

香港でエアコンと言えば、クーラーの意味しかないし。

 

 

そんな今年の暖かさに誘われて、昔の同僚とランチに出かけた。

まずはパン、実はもう一種類あったんだけど・・・写真撮る前に食べちゃった(笑)

こちらのパン、元同僚が美味しい!と誉めていた。 確かに美味しい。

 

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前菜(?)は、スモークサーモンのサラダにした。サーモンの魅力には勝てないわ!

肉厚で美味しい!

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そしてメインの海鮮パスタもトマトソース味で、食べ応えあり!

蝦も、大きくてプリプリで満足♪

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この後アイスコーヒーを飲んで、お会計・・・と思ったら、まだデザートが来ていないとの事。えっ、デザートも付いているの?

もうすっかり食べ終わってお店を出る気になっていたけど、せっかく付いているデザートを辞退(?)して帰れる私ではない!

取り敢えず(テーブルチェックで)会計を済ましながら、デザートも持って来てもらう事にした。 そしてそれが大正解!

どうせ、一口サイズのお饅頭かチョコだろうと思っていたら、こんなケーキで、そしてこれが今日のランチで一番美味しかった!

実はこのデザート、来てすぐに美味しい美味しい!と食べてしまい、写真を撮ってない事に気付いて、あら残念! 冒頭の、パンの悲劇再び?(笑)

 

幸い元同僚が撮っていたので、写真を拝借しました。

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コスパも良く美味しいランチを楽しんだ、香港の暖かい冬の一日。

ご馳走さまでした! 

 

ふなっしーイベント&東横イン松戸駅東口

もう一ヶ月前の話だけど、年末年始に続き、再度イベントで帰国していた。

ふなっしーの新春ファンミーティング!

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ホント、ふなっしーは可愛いなっし~。

でも動きが速いので、写真にするとブレブレで、可愛さが充分伝わらず残念!

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会場が千葉県の新八柱という処だったので、都内に泊まるのもなぁ~と思い、色々と探してみたら「東横イン松戸駅東口」というホテルが、駅から近くてお値段も手ごろで、しかも無料の朝食付き・・・とあって、ここに決めた。

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まだ新しいホテルのようで、外観含め綺麗なホテルで良かった!

お部屋は通常のビジネスホテルサイズだけど、都内のビジホに比べたら少し広めかな?

使い勝手の良い部屋だとも思う。

セーフティーボックスがあるのも、ありがたい。

なかなかビジホであるとこ無くて、パスポートとか部屋に置いておくのは不安なので、いつもフロントに預けているけど、結構面倒だったりするのよね。

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バスルームも清潔で、バスタブも入り易そう。ちょっと浅めだけど。

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ビジホのシングルのユニットバスで、レインシャワーがあるのは珍しい・・・かな? 控えめ(?)サイズだけど。

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でもって、お~、これは便利っ!と思ったのは、ベッドの下のスペースにスーツケースを入れられる事。 これ、ありそうで案外ないのよね。

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いつもは部屋に広げているスーツケースをベッド下に収納できると、部屋を広く使えるし、見た目もいい。

何でもスーツケースに入れて、ベッド下に押し込んでしまえば、あらすっきり!(笑)

 

無料の朝食も、品数はそんなにないけど、自宅の朝食と思えば充分よね。

コンビニでパンやおにぎりを買って部屋で食べる朝食よりは、ずっと朝食らしいし!

 

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この朝食会場、フロント横のロビーフロアにあるんだけど、テーブルと椅子がたくさんあって、朝食時間以外はリビングルームのように利用できるのも、便利だと思ったわ!

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自動販売機で飲み物を買って井戸端会議するもよし、本を読んだり勉強したりするもよし、勿論書類を広げて仕事もできちゃいそう・・・私はしないけど(笑)

 

東横イングループのホテルは初めて泊まったけど、良いホテルだと思う。

他の東横インもこんな感じなのかしら?

松戸に来る機会があれば、また是非泊まりたいと思っている。

松戸界隈も良かったので、また来れるといいな!

なのでふなっしー、またこの近辺でイベント開催してね!

 

シルカ・ツェンワン香港 (香港荃灣絲麗酒店) Silka Tsuen Wan Hong Kong   館内散歩

近所の昔ながらの氷室(古いタイプの喫茶店なんだけど、海鮮まであってメニュー豊富だった)でシーフードカレーを食べてから部屋に戻り、お風呂に浸かり、チョコレートを食べて就寝。

食事の帰りに撮ったホテルの外観が、こんな感じ。

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翌朝も起床後、のんびりお風呂に浸かって(苦労の末にゲットしたバスタブだもん!)から、さあ朝食へ!

無料で頂いていてなんですが、実はここの朝食はHKD88-と、ホテルの朝食としては格安なので、あまり期待してはいなかったの。

でも朝食会場は部屋と同じ2階なので、エレベーターに乗る必要もなく便利だわ。

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お値段からして、中国のホテルにありがちな簡素なメニュー?と思ったけど、そこは一応香港のホテル、メニューは多くないし高級な物はないけど、一通り揃っていて、このお値段だったら充分満足かと思う。

この価格で近所にあれば時々行くかも?ってレベルだけど、ま、私が休日に早起きして朝食に行くなんて事はないわね!

パンを焼いたまま他のお料理を取りに行って、戻ったらお皿にパンが乗っていたので「あら、誰かよけておいてくれたのね。」と思って取ったら「それは俺のだ!」と中国人のおじさんに怒られてしまった。私のパンは何処に?

でも優しい中国人もいて「また焼けばいいよ。一つ入れといてあげるよ。」って、朝から心暖まったわぁ~!

朝食の後は、ちょっと館内散歩に。

5階にジムとガーデンテラスがあるらしいので、行ってみた。

ジムは無人でルームキーで開けるタイプで、こんなふうにマシンが置いてあった。

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 トレーニングに来たわけではないので、ここは見学だけでOK。

 

さあ、次は外に出てガーデンテラスにGO! 

 

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 香港は条例で、レストラン等公共の場所は全て禁煙なので、最近の中級ホテルはほとんどと言っていいほど、喫煙可能なこういったガーデンエリアがある。

こじんまりとしたガーデンテラスだけど、人も少なく落ち着ける。

気候も良かったので、ちょっと座って寛いでみた。でも、景色は廻りのビルビュー(笑)

ってか、廻りのビルから丸見えだけど・・・

向かって右側にチラッと見えるお部屋の仕切りが、プライベートバルコニーらしい。

そういえば昨日アサインされたバルコニー付の部屋ってこの階(5階)だったので、ここに面した部屋のどれかだったのね。

ま、私はバルコニーよりもバスタブなので、縁はなかったけど。

 

シルカ・ツェンワン香港 (香港荃灣絲麗酒店) Silka Tsuen Wan Hong Kong

香港は今日、旧正月の3日目で、元旦(2月5日)から今日まで祝日です。

まあ、香港自体は今週いっぱいはお正月ムードで、明日も休んでいるお店やスタッフも多いと思いますが・・・

 

先週末、お風呂にでも浸かってのんびりするか!と、シルカ・ツェンワン香港というホテルに泊まって来ました。

日本でいうビジネスホテルのようなところで、場所も若干不便な処なんだけど、別に観光するわけでもないし、狭くてもバスタブさえあればいいや!と。

MTRの葵芳という駅で降りて、ホテルのシャトルバスに乗ってホテル到着・・・が、工業ビル地帯のこの外観で、一抹の不安が・・・

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ま、でも来ちゃったし、チェックイするかと、1/F のフロントに行ってみる。
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旧正月前で、ロビーも綺麗な飾りつけで・・・これなら大丈夫?(って何が?)

フロントのスタッフは親切で、プランに入ってなかったのに、無料の朝食券をサービスしてくれた。 あら結構サービスいいじゃない!

アサインされた9階の部屋に行ってみると、廊下が激狭で、ちょっとびっくり!

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で、部屋を開けたらシャワーだけで、ショック!

事前リクエストでバスタブOKが出ていたのに、なんて事!・・・という訳で、再度フロントに戻り事情説明。

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そう、じゃアップグレードするけど喫煙室の消臭でもいいか?と訊かれ、普段は断るんだけど、バスタブがあればいいか・・・と承諾した。 今度は5階の部屋。

バルコニー付の部屋らしい。

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でもね、この部屋もシャワーだけだったんだわ! で、またフロントへGO!

フロントスタッフに、じゃもっとアップグレードしてあげるけど、1泊だけよ!と恩着せがましく(?)言われて、アサインされたのがこの部屋。

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確かにさっきの部屋より広いけど・・・ここもシャワーだけだったのよ!

3室目もバスタブ無し! 驚きだよ!

そしてまた振出に戻る・・・で、フロントへ!

狭くても何でもいいから(お化けさえ出なければ)、バスタブのある部屋にして下さいな!と再度言うと、フロントスタッフも流石に3回目の部屋替えは呆れたのか(いや、呆れたのはこっちだよ!部屋の設備くらいは確認してアサインしてほしい)、言葉は丁寧だけど、バシンバシンと物にあたりながら(香港あるあるですね)、2階の部屋をアサインしてくれた。今度こそ、本当にバスタブはあるのか?

2階の廊下は、ジグザグしていた。

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部屋の造りは、さっきの部屋と同じ。果たしてバスタブは?

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あったよぉ~!ついにバスタブがぁ~!

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孟母三遷ならぬ、バスタブ三遷。 バスタブ求めて三千里 (3回チェンジ)?

ま、無料の朝食券は付いたし、部屋もアップグレードでバスタブも付いてるし、結果良ければ全て良し!・・・とするか。 ロイスのチョコにも癒されたしさ!

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ホテル ザ ・ミラ の「窓落下」事件

香港はもうすぐ旧正月、明日(2月4日)が大晦日で、明後日(2月5日)が元旦になる。

中華圏でお正月と言えば旧正月なので、街は新年を迎える準備一色になっている。

そんな2018年の終わり(旧暦)に、香港ホテル業界のみならず、香港中が驚く事件が起こった。

舞台は、香港でも高級な部類に入るお洒落なホテル、ザ・ミラ。

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言わずと知れた香港の繁華街、尖沙咀のネイザンロードに建つホテル。

そのホテル最上階の窓が落下し、ネイザンロードを歩いていた本土からの観光客の女性の頭部を直撃し、女性はその後病院で死亡した。

ネパール人の清掃スタッフが窓を開けようとしたところ、落下したとの事らしい。

え、窓を開けようとして落ちるの?と不思議に思うかもしれないが、香港は普通に落ちて来る。窓を拭こうとしていたお手伝いさんが、誤って落ちて来る事もある。

でもなぁ~、古いビルと違って高級ホテルだよ。香港の繁華街のメインストリートだよ! ちゃんとメンテナンスしていないのかなあ~?

事件後、ホテルは全窓を点検したという事だけど、今更感が・・・

現在警察が調査中で、「窓に故障があったかどうか」が、問題になるかと思う。

故障があればそれを管理すべき部門の責任になるが、故障の無い窓が開けただけで落ちるわけがない(それでは窓として機能しない)ので、恐らく故障していたと思う。

では管理責任部門はどこか? 死者が出ているので、責任は重い。

きっと香港中のホテルが、今慌てて窓点検している事と思う。

 

事件の数日後、現場近くに行く用事があった。

相変わらずネイザンロードは、観光客で賑わっていた。

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頭上を見上げ、ここに窓が落ちて来たのか・・・恐ろしい!と思った。

香港では、何も落ちて来ない事が幸運なのかもしれない。